2017年7月11日に風営法施行規則の改正案が公開され、パチンコ・スロット共に厳しい規制が入りました。
ネット上ではすでに数ヶ月前から規制について色々と噂されていましたが、今回の規制が決定されたことで「パチ・スロ業界終了」「今後これで稼ぐ(食っていく)のは無理」等の意見が飛び交っています。
規制内容について詳しくは下記記事を参考にして下さい
参考記事⇒警察庁が6号機への風営法(風適法)施行規則の改正案を発表/パチ7様
自分も長年パチ・スロでは稼がせてもらってきた身なので、今回の規制は他人事ではなく、色々な情報に注目して沢山のサイトを拝見しました。
そうしていく内に、今回の規制を理由に、ネット上のギャンブル→いわゆるオンラインカジノに勧誘しているサイトを多々発見しました。
オンラインカジノというと、ボーカーやバカラ・ルーレット等の、海外のカジノにあるゲームを連想してしまいますが、この記事のサムネイル画像に使ったものを見て頂ければわかるように、最近ではスロット機種も多く存在し、オンラインスロット専門のサイトもあるほどです。
中には、日本のスロットの黄金時代4号機そっくりな機種まで存在し(詳しくは後述)、ゲーム性も似ていて、実際にネット上で大金を稼ぐことも可能なことから、辛い規制等でこれからのスロット業界から離れていく打ち手や、当時4号機を好んで打っていた層を引き込もうとしている動きも伺えます。
今回は、そんなオンラインスロットの現状と、今後のパチ・スロ業界について、自分なりに気になった事を書いてみようと思います。
打ち手の減少・行く末
今回の規制を受けて、専業・兼業問わず、この業界を去っていく人達は確実に多いと思われます。
特に専業だった方は、今後稼ぎにくくなり、これだけで生活していくことが困難になれば、他の道を探さなければいけません。
「スロ(パチ)プロを続ける」「引退して仕事を探す」「ネットビジネスに挑戦する」「全く別の道を探す」
色々な方がいると思います。
規制にもめげずに、まだプロとして稼いでいく人もいるでしょう、当然ライバルも減ると思われるので、今後の機種によっては可能性は0ではありません。
仕事を探す人もいると思います「就職・バイト・ネットビジネス(せどり)」業種は様々ですが、引退して仕事をするつもりであれば、早いうちに動き出した方が良いでしょう。
最後に「別の道を探す」方たちにも、色々なパターンがあると思います。
今までパチ・スロ稼働で稼いだ貯蓄で、株・FX・ビットコイン等トレードの世界に挑戦する人もいるでしょう。
競馬・競輪・オンラインカジノなど、別のギャンブルを始める人もいます。
今回はその中でも、オンラインカジノ(スロット)が、個人的に一番気になりました。
オンラインスロット
カジノというかオンラインスロットが気になった一番の理由は、今までスロプロとして立ち回っていた人たちが、最もスムーズ(簡単)に挑戦できそうだったからです。
今回の規制を受けて、色々なサイトを見て回っているうちに、オンラインスロットの世界を知りました。
正確にはオンラインスロットというものの存在は昔から知っていましたが、海外サイトで運営されているオンラインスロットは、ラスベ○スカジノにあるような機種ばかりで、日本のそれとは違い、技術介入や設定等もなく、ルールも全く違うものばかりという解釈でした。
↑↑こういう感じの機種です、分かりますかね?w
なので、日本のスロット打ち手はあまり興味無さそうだなと思っていましたが、最近のオンラインスロットは進化(?)していて凄いんですよ。
いくつか見て頂けると分かりますが
この「大祭り」という機種は、4号機の名機「大花火」にそっくりですね。
リール配列やゲーム性もほぼ同じです。
「アイム ピエロ」という、どう見ても「ジャグラー」な機種もあります。
もちろんGOGOランプも健在。
スロットだけでなく、パチンコで大人気の「海物語」のそっくり機種まで存在します。
さらに・・・
一部オンラインスロットユーザーから注目を集めている話題の機種がこちら↓
これは・・・
どう見ても「北○の拳」のあの人ですねw
どうやら4号機時代の北斗まで再現され、近日公開とのことで、まさにやりたい放題です。
とはいえ、ネット上で4号機北斗が復活し、さらに実際にお金も稼げるとなったら、規制で離れていった打ち手達が参入すると思いませんか??
今回の規制騒動の前から、すでに5号機の辛さに嫌気がさし、還元率の高いこれらのオンラインスロットへシフトした打ち手も多いと言われています。
たしかに、4号機の名機が打てるならば楽しいですもんね・・・
オンラインスロットの違法性は??
こういったオンライン機種の存在を知り、自分も当然興味は湧きました。
しかし、実際にこの世界に参入しようと考えた場合、違法性についてはどうなのか?
オンラインカジノ(スロット)の国内ユーザーはすでに300万人以上いると言われていて、現在も増え続けているようです。
実際にこれらを進めるサイトも数多くあり、そのほぼ全てがいわゆるアフィリエイトサイトでした。
まあ、自分もアフィサイトを複数運営していますし、会員登録するかどうかも個人の自由ですので、アフィサイトについてとやかく言うつもりはありません。
ただ、中には成約させるために「100%安全!!」「大金が稼げる!!」などの誘い文句を謳っているサイトも多く、もし登録する際には、しっかり真実を見極め自己責任で登録する必要があります。
オンラインカジノの世界は、つい最近までは完全なグレーゾーンとして安全だと言われていたようですが、2016年3月に初めてオンラインカジノを利用していた国内プレイヤーが3人逮捕されたそうです。
この事件から、一気にオンラインカジノの世界は危険なのでは??という意見が増えましたが、実際この逮捕された3人のうち1人だけが、逮捕に不服を申し立て争い「不起訴=無罪」を勝ち取ったようで。
現状日本では、海外のオンラインカジノに対する法律が明確に定められていない為、100%違法とは言えない→相変わらずのグレーゾーンであると言えます。(今後は定かではない)
まとめ
ご紹介したオンラインスロットですが。
今回は別に「オンラインスロットは稼げるので、始めましょう!!」という記事ではなく、オンラインスロットに関する危険性について少し触れてみました。
今回のパチ・スロ規制に伴い、実際にオンラインカジノ系のサイトを見て登録する人も多いかもしれません。
別に登録すること、遊ぶことが悪いとは言いません、実際にかなり稼げる可能性もありますしね。
しかし「逮捕された事例もあること」、そして「国内で争われた唯一の案件は不起訴であった事」等を考慮しつつ、適当に考え無しに登録するのではなく、しっかりとリスクも理解してから行動するようにしましょう。
偉そうに書いてしまいましたが、自分の身は自分で守ろう!!と言いたかっただけです。
スロット大好きな自分としては、6号機以降の規制緩和への希望は捨てないで見守ろうと思います。
規制に対する意見を国に送ろう⇒パブリックコメント
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