2017年は仮想通過が大盛り上がりでしたね。
有名な仮想通貨である「ビットコイン」も、2017年1月は「1BTC=約10万円」ほどだったものが、12月には「1BTC=約100万円」を突破し、一時200万円以上まで高騰して話題になりました。
ビットコインが発行された当初(2010年)は、「1BTC=10円以下」だったわけですから、もしその頃に少しでも購入していたら、今頃は億万長者だったかもしれません。(1000円が2億円以上に・・・)
2017年だけで見ても、20倍近く価値が上がり、若くして大金を手に入れた人も多いと聞きます。(いわゆるビットコイン長者)
そんな夢のある仮想通貨は、メディアでも取り上げることが多くなり、最近はSNSでも話題が絶えず、仮想通貨に興味を持ち始めている人が爆発的に増えています。
そうした中「仮想通貨をはじめてみたいけど、どこで買えるのかわからない・・」「取引所ってなに?」「ビットコイン以外の仮想通貨に興味がある」という人も多いと思います。
今回は、そんな仮想通貨初心者の人のために、【取引所とは何なのか?】というところから、数ある取引所から厳選した【安全なおすすめ取引所】の紹介まで、分かりやすく解説していこうと思います。
取引所とは?
仮想通貨取引所とは、仮想通貨を「買いたい人」と「売りたい人」がスムーズに取引ができる場所のことで、仮想通貨を購入する場合、この取引所を使ってやり取りするのがメインの方法になります。
場所といっても、あくまでネット上での取引になるので「ネット上で仮想通貨の取引ができるサイト=取引所」ということになります。
取引所側は、仮想通貨取引をしたい人達が集まる場所を提供し、円滑に取引が進められる手助けをするかわりに、手数料をもらい運営しているのです。
基本はユーザー間での取引
取引所内での取引は、仮想通貨を買いたい・売りたいユーザー同士で行います。
お互いの「買いたい値段」と「売りたい値段」が一致した時のみ取引が成立します。
今後も増える取引所
取引所は国内・海外含め、かなりの数が存在していて、仮想通貨が流行るとともに、大手企業も参入し、新しい取引所も増えています。
各取引所は、より多くの仮想通貨ユーザーを獲得するために必死です、それ故にサービスやキャンペーン合戦が繰り広げられていて、新規ユーザーにとっては嬉しい状況になっています。
販売所とは?
取引所の中には、サイト内に「販売所」が設置されているところも多いです。
取引所では、基本はユーザー同士での取引が行われますが、販売所での取引の場合、取引所(運営会社)が保有している仮想通貨を直接買うことができます。
この方法で仮想通貨を購入する場合、「売り手」を探す必要がないので、スムーズにお目当ての仮想通貨を手に入れることができますが、デメリットもあります。
割高の場合が多い
取引所での個人との取引と違い、スピーディーに狙った仮想通貨を手に入れられる反面、設定されている価格は、取引所と比べると割高になっていることが多いです。
ですので、よほど急ぎで仮想通貨が欲しいというわけでなければ、取引所で売買した方がお得です。
一応、各取引所で販売価格が違うので、気になる通貨があったら、取引所と合わせて、色々な販売所の価格もチェックしてみると良いでしょう。(基本は販売所は使いませんが)
取引所の安全性
先程も少しお話しましたが、仮想通貨の取引所はどんどん増えています。
日本国内だけでも多くの運営会社が存在し、海外の取引所も含めれば、その数はかなりのものです。
そんな中から、何を基準に利用する取引所を選ぶべきか?
「使いやすさ」「手数料の安さ」「取り扱う通貨の豊富さ」等、色々と条件はあるかと思いますが。
個人的に一番重要なのは
取引所の安全性(セキュリティ)
だと思います。
やはり、自分の資産(お金)を扱う取引所ですから、まず安心して利用できる取引所を選ばなければ、不安で仕方がありません。
実際に、仮想通貨の価値が上がったことで、取引所のハッキング被害なども現実に起こっています。
取引所側(運営会社)のセキュリティが万全なのは勿論のこと、万が一自分の取引所のアカウントに不正ログインされてしまったり、最悪自分のお金(通貨)が盗まれてしまった場合にも、取引所側が補償してくれるサービスがあるかも重要です。
安全性の高い取引所とは?
具体的に安全な取引所の見極め方は様々ですが、まずは最低条件として「ユーザー対応」がしっかりしている取引所を選ぶべきです。
「きちんとサイト内に手数料やルールの記載があるか」「FAQやお問い合わせページが充実しているか」もチェックしてみましょう、上記で説明した損失補償サービスがある取引所だとさらに安心です。
「金融庁」に登録されている取引所かどうかも見極めポイントになります、登録されていれば、国にも認められている取引所ということになり、格段に信用度も上がります。(大手の取引所はほとんど登録されています)
安全性の高い信頼できる取引所を選ぶのは大切ですが、一つの取引所だけに依存せず「複数の取引所で口座を作っておく」「自分のPC・スマホにウォレットを作る」「二段階認証を使う」など、自分で出来る対策もしっかりとしておくことも大事です。
自分自身の資産は自分で守る意識も持っておきましょう。
「ウォレット」や「二段階認証」って何?という人は下記記事を参考にして下さい。
おすすめ取引所一覧
安全面や信頼性、使いやすさなど、色々な条件を考慮した上で、国内国外の大手取引所から厳選したものをいくつかご紹介します。
以下の取引所に登録しておけば間違いないと思いますが、各取引所の特徴やおすすめポイントも分かりやすく書いておくので、気になる取引所があれば複数登録しておくことをオススメします。
ここで紹介している取引所は、私自身も全て登録しています。
仮想通貨|銘柄一覧(略称)
取引所紹介の前に、仮想通貨初心者で、各通貨の銘柄や略称が分からないという方のために、主要の銘柄一覧を載せておきます。
取引所を選ぶ際の参考にして下さい。[su_note note_color=”#ffffc9″ text_color=”#000000″][su_list icon=”icon: arrow-circle-right” icon_color=”#2687ff”]
- BTC:ビットコイン(Bitcoin)
- BCH:ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)
- ETH:イーサリアム(Ethereum)
- ETC:イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)
- LTC:ライトコイン(Litecoin)
- XRP:リップル(Ripple)
- MONA:モナコイン(MonaCoin)
- XMR:モネロ(Monero)
- LSK:リスク(Lisk)
- DASH:ダッシュ(DASH)
- FCT:ファクトム(Factom)
- REP:オーガー(Auger)
- ZEC:ジーキャッシュ(Zcash)
- NEM・XEM:ネム(NEM)
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【Zaif】仮想通貨初心者に、特に人気が高いのがZaifです。 Zaif最大の魅力は取引手数料がマイナスというところ、ビットコイン等の一部通貨に限りますが、取引をする度にお金が増えるって凄いですよね。 他の取引所と違い、ビットコイン以外のアルトコインの取引所が設置されているので、結果的に他の取引所よりも安く通貨を手に入れられる場合も多く、少しでも安く取引したい人には特にオススメ。 また、低リスクの投資方法として「Zaifコイン積立」というサービスがあり、毎月設定した額を自動引き落としで積立してくれるので、投資に慣れていない初心者でも安心して仮想通貨を始められます。 少し難しい話になりますが、Zaifは仮想通貨の他にも、ブロックチェーン技術を使ったZaif独自の「トークン」というコインも取り扱っていて、将来性のある色々な通貨に投資することができます。(トークンについて詳しく知りたい方は下記記事参照) 損失補償については、残念ながら現状は行なっていないようですが、今後補償サービスを開始する可能性はあります。(他取引所が始めている為) 貯蓄感覚のコイン積立で安定した投資をするのも良し、独自トークンに投資してビットコインのような将来性に期待するのも良し、今後の成長に期待できる取引所です。 ⇒トークン詳細記事準備中 ⇒ザイフ詳細記事準備中 ★★おすすめポイント★★[su_note note_color=”#faffcf” text_color=”#000000″ radius=”6″][su_list icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ffa1d8″]
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【BINANCE】今回紹介している取引所で、唯一の海外取引所バイナンスです。 中国の取引所ですが、最近日本でもかなり注目を集めていて、日本人の登録者も爆発的に増えています。 中国と聞くと少し敬遠してしまう人もいると思いますが、なんと仮想通貨の取引量が世界一なんだとか!?(2017年12月現在) 日本人に人気がある理由として「日本語に対応している」点です、入金から購入まで国内の取引所と同じ感覚で利用できます。 さらにバイナンスでは「取り扱っている通貨の種類が80種類以上」という豊富さで、日本の取引所では購入できない通貨が多いのも人気の秘密、中には今後高騰する通貨も必ずあるでしょうし、色々な通貨を選んで買えるというのは大きなメリットです。 ビットコインの分裂にもしっかり対応している数少ない取引所で、ビットコインを所有している人は、タダでお金が貰えるようなものなので、必ず登録しておいた方が良いです。(ビットコイン分裂について詳しくは下記詳細記事参照) 海外取引所の中では、世界一レベルで手数料も安く(0.1%)、自社トークン(Binance coin)を使うことでさらに安くなります(0.05%) 現状「日本円入金はできず、ビットコイン等の仮想通貨を使った入金が必要」だったり、「サポートの日本語対応が不十分」といった問題点もありますが、それらを差し引いても「世界一の取引量がある取引所」に登録しておいて損はないと思います。(今後さらに日本向けの対応も充実されるでしょう) ⇒ビットコイン分裂詳細記事準備中 ⇒詳細記事準備中 ★★おすすめポイント★★[su_note note_color=”#faffcf” text_color=”#000000″ radius=”6″][su_list icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ffa1d8″]
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【GMOコイン】GMOコインは、大手ネット企業GMOグループ(GMOコイン株式会社)が運営する仮想通貨販売所です。 こちらは取引所ではなく販売所ですので、個人間のやり取りではなく、元から設定されている価格で売買取引をします。 取引所と違い、価格の変動を気にする必要はなく、常に提示されている価格で売買が成立するので、シンプルで初心者でも分かりやすいのが特徴です。 仮想通貨上級者向けにも、仮想通貨FXという信用取引で、業界最高レベルの「25倍」をかけて取引することもでき、少ない資金で大きなリターンを狙うこともできます。(リスクも高いので初心者にはおすすめしません) 2016年に設立したばかりで、比較的新しい販売所ですが、GMOクリック証券でお馴染みの大手GMOグループということで、今後の成長に期待できる販売所です。(取扱い銘柄や補償サービス等) 取引手数料も無料ですので、取引所だけでなく販売所にも登録しておきたい人は登録しておきましょう。 ⇒仮想通貨FX詳細記事準備中 ⇒詳細記事準備中 ★★おすすめポイント★★[su_note note_color=”#faffcf” text_color=”#000000″ radius=”6″][su_list icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ffa1d8″]
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【bitFlyer】ビットフライヤーは、仮想通貨の売買をする上で欠かせない国内最大手取引所です。 資本金を見て頂ければわかりますが、ビットフライヤー最大の特徴は、その「資金力」です。(資本金約41億円) 三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ、リクルートなどの大手企業が出資しており、国内最大級の資本力に裏付けされた安心感があります。 ビットフライヤーは、万が一ハッキング等で不正出金などの損失被害にあった場合の補償サービスがあり、現状は「補償対象は日本円のみ」になりますが、資産の総額が100万円を超えるユーザーに対しては500万円まで補償してくれます。 資産100万円以下の人だと、10万円までしか補償されないようですが、大きい額で仮想通貨取引をする人にとっては、とても安心できる取引所です。(補償を受けるには二段階認証していることが条件) また、取引所内では、ビットコインを使ってネットショッピングができたり、毎日ログインするだけで仮想通貨を貰えるキャンペーン等も不定期に開催されるなど、ユーザー向けの様々なサービスも充実しています。 初心者から上級者まで便利に使えるビットフライヤーですが、国内で大金の仮想通貨取引をするならば、必ず登録しておくべき取引所であると言えます。 ⇒ビットフライヤー(bitFlyer)登録方法【初心者向け簡単解説】 ★★おすすめポイント★★[su_note note_color=”#faffcf” text_color=”#000000″ radius=”6″][su_list icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ffa1d8″]
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【coincheck】初心者に優しい国内取引所といえばコインチェックです。 コインチェック最大の特徴は、銘柄の豊富さで、ビットコインはもちろん、10種類以上の通貨を取り扱っています。 また、ハッキング等による不正ログイン・不正送金被害にあった場合に、100万円までなら損失を補償してくれる制度があるので、安心して利用することができます。(補償を受けるには二段階認証していることが条件) TVCMや各メディアに取り上げられることも多くなり、ビットコイン取引高が日本一になった実績もあります。 運営会社も2012年から運営実績があり、サポート対応も良く、ビットコインを使った寄付活動なども手掛けていて、最近だと電力会社と提携し、ビットコインで電気代を払えるサービスも始めました。 サイト内での取引や、スマホアプリを使った取引も簡単で、24時間いつでも仮想通貨の売買ができるので、仮想通貨を始めるならば、必ず登録しておいた方がいい取引所です。 ビットコイン以外にも、色々な仮想通貨を購入したいという人には、特におすすめです。 ⇒コインチェック(Coincheck)登録方法【初心者向け簡単解説】 ★★おすすめポイント★★[su_note note_color=”#faffcf” text_color=”#000000″ radius=”6″][su_list icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ffa1d8″]
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まとめ
仮想通貨の取引所は、リスクヘッジのために複数の口座を作り、資産を分散させておくのが基本です。
一つの取引所だけでまとまったお金を運用するのは危険ですし、面倒でも分けて管理するべきです。
それぞれの取引所で取り扱っている通貨も違いますし、販売(取引)価格も異なります。
さらに、損失補償がある取引所であれば、複数登録しておくことで補償される額も増えます。(取引所「A」100万円補償+取引所「B」500万円補償=600万円まで補償される)
「国内取引所2~3つ」「海外取引所1~2つ」登録しておけば十分だと思うので、自分が使いやすい取引所を選びましょう。
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