仮想通貨「ガチホ」の意味とは?【ガチホのメリット・デメリット】

仮想通貨関連の掲示板やツイートを見ていると、頻繁に目にする「ガチホ」という言葉。

普段投資の世界に関わっていない人からすれば、「ガチホって何?」という方も多いでしょう。

私も仮想通貨で初めて投資の世界に飛び込んだので、最初は右も左もわからず、本を読んだり、色々なブログやTwitterをチェックしましたが、普段見慣れない専門用語が多くて戸惑いました。

私と同じように、近年の仮想通貨バブルで初めて投資に興味を持ったという人も多いと思いますし、そういった初心者のためにも、今回は仮想通貨の世界でよく使われている「ガチホ」という専門用語について、分かりやすく解説していきたいと思います。

目次

ガチホの意味

まず「ガチホ」という用語の意味ですが。

「ガチでホールド」「ガチガチにホールドしている人」という意味で使われます。

つまり、保有している仮想通貨を短期で取引せずに、長期間保有し続ける様を指します。

通貨の市場価格は常に変動していますが、そういったチャートの変化や目の前の利益をいちいち気にせず、長期的スパンで考える投資方法です。

元々株やFXなどでもよく使われている投資方法ですが、それらの投資よりも仮想通貨におけるガチホは利益が出やすいと言われています。

仮想通貨はガチホがおすすめ?

巷では「仮想通貨はガチホが最強!」「他の投資よりも仮想通貨ガチホは勝率が高い」なんてよく言われています。

なぜ仮想通貨は短期取引よりも長期保有が良いのか?

理由をいくつか挙げてみます。

市場がまだまだ成長途中

仮想通貨は比較的新しい投資ジャンルです。

最初の仮想通貨であるビットコインは2009年に運用開始され、当時は全く注目をされていませんでしたが、徐々に認知度が高まっていき、2017年には「仮想通貨バブル」と呼ばれるほど大盛り上がりでした。

通貨の価値もどんどん高騰していき、ビットコインだけ見ても2017年1月から12月までで約20倍の値上がりがありました。(1BTC約10万円~1BTC200万円)

短期的に見たら上下していた相場も多かったですが、年単位(長期的)で見たらほとんどの通貨が軒並み価値を上げていて、まさに「ガチホ=保有しているだけで勝手に利益が出る」という状態でした。

2017年のそういった動きもあり、一気に一般認知度も高まり、参入する人も爆発的に増えただけでなく、2018年以降はさらに大手企業の参入や大規模な仮想通貨プロジェクトによる価格上昇はまだまだ続くと思われます。

仮想通貨は、いわば「まだ始まったばかりの投資ジャンル」ですので、今後の期待値がとんでもなく高いんです。

相場が読めない初心者向け

上記の理由から、今まで投資なんてやったことがなかったという「投資初心者」も多く参入している仮想通貨。

初心者は、保有している通貨のチャートの動きを見て毎日一喜一憂してしまい、一気に価格が下落した時に焦って売ってしまう人も多いです。

しかし、上記で説明した通り、仮想通貨はまだまだ成長途中の市場ですので、長期的に見れば利益を得られる可能性が高い投資ジャンルです。

もちろん、名前も全く知られていない通貨をガチホしていても意味はないかもしれませんが、ビットコインをはじめとする有名銘柄であれば、今後もガチホ(長期保有)で利益を得られる可能性大です。(100%ではありません)

特に初心者のうちは、チャートの動きや周りの雑音でいちいち動揺しなくて済む「ガチホ運用」がおすすめです。

仮想通貨ガチホのメリット

ガチホが仮想通貨投資に向いていると説明しましたが、具体的なメリットについても書いておきます。

期待値が高い

上記で説明した通り、仮想通貨市場の盛り上がりは始まったばかりです。(まだ始まってすらいないと言う投資家もいます)

今後、さらに各通貨の価値が高まり値上がりすることは容易に予想できます。

一時的に急落する通貨もあるとは思いますが、長い目で見れば仮想通貨全体が上昇傾向にあると思われるので、長期保有することの期待値は高いです。

変動で動揺しない

これも上記で書いた通りですが、投資に慣れていない人ほど、相場の動きを気にし過ぎてしまうものです。

毎日チャートをチェックする作業は意外と疲れます、短期的な利益にばかりとらわれず、ガチホしてどっしりと構えることで、精神的不安や疲労を無くすことができます。

税金の計算が楽

仮想通貨の一般認知度が高まり利用者が増えたことにより、2017年には日本でも仮想通貨関連の法律がいくつかできました。

それにより、仮想通貨は正式な決済方法として認められ「所得税の課税対象(雑所得扱い)」とされました。

現状(2018年1月)は「利益が確定(売り/通貨間交換での利確)した瞬間」と定められているようですので、短期取引を繰り返していると、その都度税金がかかることになり、計算もとても面倒になってしまいます。

ガチホして取引(利確)回数を少なくすれば、確定申告する際などの計算も楽になります。

仮想通貨ガチホのデメリット

逆にガチホのデメリットにも触れておきます。

忍耐力が必要

ガチホをしている間、通過の価格は上がったり下がったりを繰り返します、短期的に見れば高騰したところや急落し始めで売りたくなることもあるでしょう。

自分がある程度最初に決めた目標価格に上昇するまで、粘り強く待ち続ける精神力が必要です。

投資の世界に100%の正解はありません、保有している通貨の将来性を信じて待つことができるかは自分の気持ち次第です。

売り時を逃す

ガチホは「通貨の将来の成長を信じて待つ投資方法」なので、一時的に通貨の価格が高騰し、目の前に売却利益があったとても、そのチャンスを無視することになります。

そのまま順調に上がっていけば問題ありませんが、当然その後下落して価値が買値よりも下がってしまい「結果的に売り時を逃してしまった」という場合もあります。

売るに売れなくなってしまったガチホのことを、株取引では「塩漬け」なんて言い方をしますが、そうしたリスクもあることは頭に入れておきましょう。(将来性の高い通貨を見極める力が重要)

まとめ

今回は「ガチホ」の意味と必要性について解説してみました。

仮想通貨に限らず、投資には色々な方法がありますが、長期的な目で見て将来性の高い仮想通貨市場では「ガチホ」はリスクが少ない投資方法だと思います。

私個人的なやり方としては、「すでに知名度の高い通貨」「今後の値上がりに期待できる(値動きの激しい)アルトコイン(草コイン)」をバランス良く購入して、主要通貨はガチホでキープしつつ、価格が変動しやすいアルトコインがあれば積極的に取引を行なう方法でトレードをしています。

投資方法は人それぞれですが、投資(仮想通貨)だけに時間を使える余裕がない人も多いと思うので、長期的な視点で見守ってもいいかと思います。

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