プロフィールにも詳しく書いてありますが、私はパチンコ・スロット系のサイトも運営しています。
パチ・スロ系のサイトは、最近は業界縮小に合わせて減少傾向にあると思いますが、ネット上にはまだまだ沢山存在します。
私自身も、まだ現役でスロットも打っていますし、色々なサイトも毎日見ています。
パチ・スロ系のサイトの内容は「解析情報系」「稼働日記系」「まとめ系」に大きく分けられます。(雑記系もありますが)
サイト(ブログ)を運営している人は、ネットでお金を稼ぎたくてやっている人も多いと思いますが、サイト運営する上で、ジャンルは膨大にある中で「パチ・スロ系ジャンル」は果たして儲かるんでしょうか?
この記事を書いている時点で、約2年弱クオリティの低いパチ・スロ系サイトを運営してきた自分なりの考えを、つらつらと書いていこうと思います。
そもそもサイト運営は儲かるのか?
ネットを使って稼ぐ方法は沢山あります、サイト運営(ブログ)は、その中の一つの手段でしかありません。
サイト運営一つ取っても稼ぎ方は様々で、一概には言えませんが、基本的な稼ぎ方は広告収入になります。
ネットでの稼ぎ方について、詳しく書こうとすると長文になりそうですし、今回の主旨とズレそうなので、この話はまた別の記事で書こうと思いますが、結論だけ言うと、サイト運営で稼いでいる人は沢山います。
中には月に100万以上稼ぐ猛者もいる世界ですので、サイト運営もバカにできません。
パチ・スロ系サイトは儲からない?
数あるジャンルの中でも、「パチンコ・スロット」というジャンルは、大きくは稼ぎにくいと言われています。
理由はいくつかあると思いますが、自分で運営してみて感じたことを書くと
- 「使える広告が極端に少ない」
- 「閲覧者の男性比率が高い」
- 「ライバルが強い(似たサイトが多い)」
- 「動画投稿者が増えた」
といった感じ。
使える広告が少ない
パチンコやスロット関係の広告というのは、思ったよりも少なく、高単価のものもほとんどありません。
なので、基本はクリック広告(クリックされると報酬発生)で収益を得ることになるのですが、このクリック広告も単価が低いものが表示されることが多いので、1PVあたりの収益が低くなりがちです。
これを補うために、メルマガ等の登録を促すサイトも多いですが、メルマガ等で収益を上げるには、そもそも相当なPV数が必要になるので、有名サイトでなければ厳しいのが現状です。
閲覧者は男性が多い
パチ・スロ系やゲーム系のジャンルは、圧倒的に男性の方が多いのもマイナス要素。
基本的に、男性よりも女性の方が購買意欲が高い場合が多いので、収益に繋がりにくいです。
例えば女性向けサイトに、Amazonや楽天の広告を貼っておけば、ある程度のPVがあれば勝手に物が売れますが、パチ・スロ系サイトに貼ってあっても基本スルーされます。
ライバルが強い(多い)
パチ・スロ系のサイトは、2015年あたりから一気に増え始めました。
これは、パチンコやスロットの規制が厳しくなり稼ぎにくくなった為、いわゆる「パチプロ・スロプロ」が減ってきた頃、早くからパチ・スロ系サイトを運営していた先駆者の方たちが、サイト上で「ブログは稼げるんだよ」といった記事を書いていた人が多かったので、それに合わせ一時期爆発的に増えたのも理由の一つだと思われます。
そのため、「解析サイト」や「稼働日記サイト」等、ネット上に似たようなサイトが増え、閲覧者が分散され稼ぎにくくなりました。
それに加えて、先駆者の方達が運営する強豪サイトの存在もあるので、他と似たようなサイトを作っても、大した収益にならない場合が多いです。
稼働動画投稿者が増えた
ここ最近、ブログを使った稼働日記ではなく、YouTube等の無料動画サイトでの稼働動画が増えています。
チャンネル登録者数が多い人気動画も多く、動画でスロパチの演出も楽しめるので、パチ・スロ好きな沢山の人達の注目を集めています。
スロパチ系動画が増えたことで、稼働日記ブログを見ていた人が、稼働動画のほうに行ってしまうパターンも多いようです。
しかし、逆に「稼働動画が流行るかも」といち早く気付いた人達が、パチ・スロ系動画まとめサイトを立ち上げてたりするので、サイト運営にマイナスとばかりは言えませんが、パチ・スロ系ユーチューバーが増えてきて、ブログを運営する人が減っているのは間違いありません。
稼働日記は需要がない?
パチ・スロ系サイトは稼ぎにくいと書きましたが、実際には大きく稼いでいるサイトもあります。
その多くは、いわゆる「解析情報系サイト」です。
やはり、ネット上で一番需要があるのは「情報」なので、台に関する情報に人が集まるのは必然です。
基本的にネットビジネスは「人が集まる=収益が増える」ので、パチ・スロ系サイトの多くは解析情報をメインに扱うことが多いです。
私の運営しているサイトでも「解析記事」が一番人を集めていて、稼働日記系記事はほとんど収益にはなっていません。
そんな中、自分の稼働内容を記事にする「稼働日記」を書いているサイトも沢山あります。
他人の稼働日記なんて需要があるのか?と思うかもしれませんが、実際パチ・スロを打つ人は、他人の稼働日記を暇つぶしに読む人も多いんですよね。(自分もその一人)
ただ、上記で説明したように解析情報のような「役に立つ情報」の圧倒的に人が集まるので、稼働日記は収益化には向きません。
もちろん、収益化など関係なく、趣味で稼働日記を書いている人も沢山います。
では稼働日記メインでサイト運営していたら全く稼げないのでしょうか?
自分をブランディング
稼働日記メインで収益化を目指そうと思ったら、まず自分(キャラ)をブランド化=ブランディングすることが大事です。
簡単に言うと、自分自身を有名にして、ファンを獲得するということです。
今まで色々なブログを見てきましたが、稼働日記メインでも人気のあるブログは、やはり運営者さんのキャラが強く、その人個人に魅力がある場合が多かったです。
実際に私も、よく見に行く稼働日記サイトは決まっていて、同じ人の記事ばかり読んでしまいます。
いきなり自分を有名にするのは難しいですが、個性があり(←ココが一番重要!)、コツコツと記事を更新し、SNS等やブログ村等も駆使して、人を集めるために解析記事なども織り交ぜてサイトを作成していけば、いつかは有名サイトになれるはずです。
稼働日記系サイトでそれなりの収益を得ようと思ったら、まずは自分とサイトを有名にすることが一番大切です。
まとめ
深夜1時頃からこの記事を書き始め、今すでに4時近く・・・
適当にこの記事を書くつもりが、ダラダラと長文になってしまいました。
とりあえず、自分がパチ・スロ系のサイト運営をしてみて思ったのは、大きく稼ぐつもりでサイト運営を始めるなら、パチスロジャンルはやめたほうが良いということです。
解析記事を書くにしても、基本コピペとはいえかなりの労力と時間を使いますし、何より常に新台がリリースされるので更新頻度も高く、作業がエンドレスです。
それに見合った収入を得られるのには、相当な努力と時間も必要だと思われるので、同じ時間を使うなら、もっといいジャンルは沢山あります。
それこそ、ジャンル特化のアフィリエイトサイトを作ってしまった方がよほど儲かります。
実際、私が別に運営している脱毛サイトで、わずか1件の売上で2万近い報酬が入ったりすると、スロ系サイトは本当に割に合わないなといつも感じます。
私の場合は、パチ・スロが大好きなこともあり、記事を書くのも楽しいのでまだ続けられていますが、稼ぐだけが目的なら割に合いません。
もしそれでもパチ・スロ系サイトに興味がある人は、まず趣味で稼働ブログを作って、ファンが増えてきたら収益化を目指す、くらいの軽い気持ちの方が良いと思います。
稼ぐことよりも、楽しくブログ記事を書けるかどうかが、継続するのに一番重要ですから。
稼働日記ブログであっても、解析ブログであっても、ずっと継続できる人が結果的に稼げるのは間違いありません。
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